同じお金を借りるサービスでも、カードローンとフリーローンはそれぞれ異なるシステムになっています。ここではどちらの審査を受ければ良いのか迷っているみなさんに向けて、カードローンとフリーローンの違いをご紹介していきましょう。
カードローンとフリーローンは借り入れができる回数がそれぞれ異なります。繰り返しお金を借りたい場合、一度まとまった金額を借りたい場合など、目的によって使い分けてみると良いでしょう。
また、消費者金融のカードローンは業者ごとに名称が様々です。中には「フリー◯○」というサービスもあるため、フリーローンと勘違いしてしまうことも珍しくありません。申し込みをする前には必ずサービスの特徴をよく調べておくことをおすすめします。
まずは「カードローン」の特徴からご紹介していきましょう。多くの消費者金融で契約可能なカードローンには次のようなメリットがあります。
カードローンのメリットは限度額の範囲で何度でも繰り返し利用できるところです。みなさんの都合で追加借り入れもできますし、完済してもすぐに解約されるわけではありません。
完済後は限度額が元通りになり、契約状態は続きます。もし解約をする場合は必要な手続きを踏まなければなりません。いつでも借り入れができる状況を望んでいる方にはカードローンを選んでみると良いでしょう。
主婦のみなさんにはこんなカードローンの使い道がおすすめですよ。
その他、お子さんの幼稚園や学校に必要なお金を一時的に立て替えるなどの使い方も可能です。少額から借り入れできるため「ちょっとお金が足りない!」という時に活用してみてくださいね。
しかし、一度しか借り入れをしない、繰り返し利用する必要がない、という方にはカードローンのサービスは余分かもしれません。そんな時におすすめなのが「フリーローン」です。
フリーローンもお金を借りるためのサービスですが、カードローンとは次のような点に違いがあります。
繰り返し利用できるカードローンに対し、フリーローンで借り入れできるのは一度だけです。「申し込み→審査→契約→借り入れ→完済」でサービスの利用は終了となります。
そのためフリーローンはまとまった借り入れに最適なサービスと言えるでしょう。ある程度まとめてお金を借りたい時は、カードローンよりもフリーローンの方が使いやすくなっていますよ。
主婦向けのフリーローンの使い道としては、次のような例が挙げられます。
家具や家電の費用は思ったよりも高額なこともありますよね。フリーローンは高額をまとめて借りたい時におすすめのサービスです。その他、旅行資金やお子さんの習い事にかかる費用として活用しても構いません。
フリーローンはカードローンと同様、使い道が自由です。事業資金の融資は対象外ですが、個人的にお金が必要な場合なら目的は問われないのでご安心ください。
ただし、審査が厳しいフリーローンでは、詳しい使い道を尋ねられるケースもあります。特に銀行のフリーローンを申し込む場合は注意しておきましょう。
一度だけ借り入れができるフリーローンは、それほど知名度がない中堅消費者金融でも利用できますが、銀行にもフリーローンというサービスはあります。
銀行の場合はフリーローンに限らず審査が厳しいため、状況次第では審査落ちの恐れも高いです。低金利で高額融資が可能というメリットがある一方、厳しい審査に通らなければならないのです。
カードローンもフリーローンも、安定した仕事・収入がある方、現在の借金状況に問題がない方を対象としたサービスです。どちらにせよ審査がありますので、万全の状態で申し込みをしましょう。
「お金を借りる」というシステム自体はカードローンとフリーローンそれぞれ異なりますが、同じカードローンでも消費者金融ごとに名称は様々です。手消費者金融の主要カードローンを例に挙げてみましょう。
アイフル | アコム | プロミス |
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キャッシングローン | カードローン専用アコムカード | フリーキャッシング |
消費者金融の「アイフル」、三菱UFJフィナンシャル・グループの「アコム」、SMFGグループのSMBCコンシューマーファイナンスの「プロミス」、以上3社のカードローンです。どれもカードローンという同じサービスですが、名称(商品名)はいろいろですよね。
プロミスの場合は「フリー」という言葉が入っているためフリーローンと勘違いする方もいるかもしれませんが、フリーキャッシングはカードローンのひとつです。
名称とサービス内容の関係性が不明瞭な場合は、すぐに申し込みをするのは避けておきましょう。サービスの特徴をよく理解してから審査を受けてくださいね。
カードローンとフリーローンの2つで迷ったら、まずはお金の使い道を考えてみましょう。頻繁に借りるつもりならカードローンの方が便利なので、大手消費者金融を中心に自分に合ったサービスを探してみましょう。
一度だけまとまった金額を借りるなら銀行のフリーローンがおすすめですが、少額でも良い場合は中堅消費者金融でもOKです。ただし、必ず安全に利用できる中堅業者を選ぶようご注意ください。