現在カードローンを利用している主婦の方、またはこれからカードローンを利用しようと考えている主婦の方は、借り入れ初心者であるケースがほとんどかと思います。ここではそんなみなさんに向けて、カードローン返済のコツをご紹介していきましょう。
カードローンの完済を目指すには、返済だけに目を向けるのではなく、借り入れの段階から注意しなければなりません。お金を借り過ぎない使い方ができていれば、返済時に慌てることもないですからね。
また、返済をする際は「無理をしないこと」にも注目してみましょう。無理せず自分のペースで確実に支払いをこなしていくことも無事完済するために身につけておきたいコツです。
まずはカードローンの使い方を根本的に改善するために「お金の借り過ぎ」に注意してみましょう。特別なコツというよりも基本となることですが、とても重要なポイントです。
そもそもカードローンでお金を借り過ぎなければ、計画的に無理なく返済をすることができます。返済に無理を感じている=お金を借り過ぎていると見て良いでしょう。
借りたお金は返さなければならないというカードローンのルールをしっかり守るためにも、ご自身にとって無理がかかる金額は借りないようご注意ください。
カードローンでお金を借り過ぎないようにするためには、次のような心がけが必要です。
みなさんはカードローンで借りたお金の使い道は決めているでしょうか?使い道が未定のまま借り入れすると、本当は借りるべきではなかったお金まで借りてしまう恐れがあります。
お金の借り過ぎを根本的に防ぐためには、あらかじめ使い道を決めた上で自分が確実に返済可能な金額から逆算し、借り入れ額を決めることがコツです。
この方法なら本来借りるべきお金以外は借りずに済みますので、返済時に困ることもなくなるでしょう。
続いてご紹介するのは「無理して返済をしない」という方法です。カードローン返済は月々の約定返済日に決まった金額を支払っていく「リボ払い」が基本です。
ここで注意しておきたいのが「毎月支払える金額はいくらまでか?」という問題です。月々の返済額で間違った選択をしてしまうと、毎月の返済が大きな負担になるので気をつけておきましょう。
返済額の設定に迷った時は、次のポイントを重点的にチェックしてみましょう。
月々の収入を中心に、毎月確実に支払える金額を算出してみましょう。収入の一部を返済額に充てるとしたらいくらまでなら可能か、自分なりに返済の基準を割り出してみてください。
たとえば「今月は支払えそうだけど、来月は分からない…」となると、継続して返済をこなしていくことが難しくなります。これでは延滞の恐れもありますので、返済額を見直す必要がありますね。
カードローンの返済は1日遅れただけでも延滞扱いとなります。遅延損害金も支払わなければならないので、延滞を防ぐためにも月々の返済額は無理をしないことが大切ですよ。
自分にとって無理なく返済可能な金額を具体的に算出するには、各業者の「返済シミュレーション」を活用しても良いでしょう。シミュレーションをしてからお金を借りるという流れを踏めば、よりトラブル予防に繋がります。
カードローンの返済方法には、月々の約定返済日に支払う他、みなさんの都合で支払いが可能な「繰り上げ返済」という方法もあります。
繰り上げ返済のメリットは、毎月の返済日を待たなくても自分のペースで支払いができるところです。しかし、月々の返済で手一杯のなら無理をする必要はありません。
カードローン初心者の主婦のみなさんにとっては少しハードルが高い返済方法かもしれませんが、ご自身が無理なく返済可能な金額であれば、繰り上げ返済の活用は完済への近道になりますよ。
ただし、お金に余裕がある時以外は利用は控えておくことをおすすめします。
無理に繰り上げ返済で完済しようとせず、まずは毎月の返済をしっかりこなしていきましょう。もしお金に余裕があるなら、その都度繰り上げ返済を利用してみてください。
繰り上げ返済の他、まとめて完済可能な「一括返済」が利用できる業者もありますが、こちらも同様に無理せず活用していきたい返済方法です。
繰り上げ返済と一括返済を上手に活用するなら、ボーナスなどの臨時収入があったタイミングがベストです。まとまったお金が手に入ったら、返済に充てると良いでしょう。
カードローンの完済について難しく考えてしまう方も多いかもしれませんが、まずは月々の返済を淡々をこなしていくことが何よりも大切です。繰り上げ返済や一括返済をするのはその後で十分です。
もちろんもともと借り入れ額が少なくすぐに完済できてしまいそうな時は、一気に返済を終わらせた方がお得です。利息の増加も防げますので、総合的に見て返済負担を減らすことができます。これもひとつのコツとして覚えておきましょう。