車を買いたい!購入資金には専用のローンサービスを選んで

仕事や買い物、子供の送り迎えなどに車が必要!という主婦のみなさんも多いですよね。特に郊外や地方では車がなければ生活できない方がほとんどかと思います。

ここでは主婦のみなさんに向けて、車の購入資金のためにローンを利用する方法についてご紹介していきましょう。車を購入する際には、カードローンではなく専用の「自動車ローン」を利用することがおすすめです。

カードローンは高額融資向きではないため、車の購入資金には適していません。また、主婦のみなさんの中には審査の結果、自動車ローンの契約が難しいケースもあります。注意点も理解した上で申し込みをしましょう。

車の購入資金は「自動車ローン」で!サービス選びのポイント

まずは車を購入するための「自動車ローン」の特徴から見ていきましょう。

  • 銀行や信用金庫で契約できる
  • 車販売店でローンを組むことも可能
  • カードローンと比較すると審査が厳しい

自動車ローンは消費者金融などの金融業者では利用できません。銀行や信用金庫、または車販売店のローンサービスを利用しましょう。その他、保険会社でも自動車ローンを組める場合もあります。

車の購入資金は高額になりますので、カードローンに比べると自動車ローンの審査は厳しくなります。審査に通過できない限り、自動車ローンは組めませんのでご注意くださいね。

自動車ローンの申し込みをする前に、各サービスの審査条件をしっかりチェックしておきましょう。

年収制限に気をつけて

ここでは例として三井住友銀行の「マイカーローン」のサービスをご紹介します。マイカーローンの審査条件は以下のとおりです。

  • 申し込み時の年齢が満20歳以上満65歳以下
  • 前年度の年収(税込)が200万円以上
  • 収入が安定しており返済能力がある
  • 日本国内に住んでいる

年齢制限はローンごとに異なります。年収制限に関してもサービスによって差がありますので、必ずご自身の状況と条件を照らし合わせて確認しておきましょう。

自動車ローンの返済は長期となります。場合によっては短期で一気に完済できる方もいるかと思いますが、どちらにせよ安定した収入があり、返済能力に問題ないことが条件です。

その他、三井住友銀行ではマイカーローンの手続きを窓口またはローン契約機で行いますので、来店不要で契約はできません。あらかじめご注意くださいね。

カードローンで車を買うのはダメなの?利息の負担に注目を

車の購入資金はまとまった金額になるわけですが、ここで「カードローンで車は買えないの?」と疑問に感じる方も多いかと思います。

少額融資向きのサービスとは言え、カードローンでも高額を借りることは可能です。けれども、車の購入後に長期間返済をするなら、専用のローンを利用した方が利息は抑えられます。

三井住友銀行のマイカーローンとカードローンの金利を比較してみましょう。

  • マイカーローン:年4.475%
  • カードローン:年4.0%〜年14.5%

マイカーローンは融資額がいくらでも年4.475%ですが、カードローンで同じ金利に値するのは契約極度額が600万円超700万円以下となるケースです。カードローンは高額の契約でなければ低金利にならないので気をつけておきましょう。

車用品の購入ならカードローンも◎

しかし、車本体ではなく車用品の購入を目的とした費用ならカードローンを活用することもおすすめです。

  • 車検の費用
  • ドライブレコーダーの購入資金
  • 車のメンテナンス・修理費用

以上の他にも個人的に車にとって必要な費用であれば、カードローンで借りたお金で支払いを済ませてもOKです。

車用品の購入のためにカードローンを上手に活用するには、借り入れ額が高くなりすぎないようにすることがポイントです。比較的低額で購入できるものに使ってみてください。

また、カードローンを利用する際にはどんなに少額の借り入れでも返済計画を立てることを忘れないようにしましょう。ご自身の収入と借り入れのバランスをよく考えた計画を立ててくださいね。

無事審査に通れる?パート主婦が車のローンを契約するケース

車をローンで購入する場合、申し込み後に審査を受けることになります。審査は誰でも受けるべきものですが、パートとして働いている主婦でも自動車ローンを契約できるものなのでしょうか?

パート主婦が車のローン審査に通るには、仕事と収入の安定・継続性がカギとなります。パートという就業状態は問題ありません。重視されるのはみなさん自身の返済能力です。

仕事と収入に問題がなく、返済能力が十分あると判断されれば、パート主婦のみなさんでも自動車ローンの契約が可能です。主婦なら誰でも審査に通るわけではないので、まずはご自身の返済能力の見直しが必要ですね。

申し込み前にシミュレーション!

自動車ローンの申し込みをする前には、返済のシミュレーションをしておくと計画的に完済を目指すことができますよ。

  • 返済回数をシミュレーション
  • 月々の返済額をシミュレーション
  • 疑問や不安があればすぐに相談を

完済までトータルで何回返済をすれば良いのか、月々の返済額はいくらずつ支払えば良いのか…など、シミュレーションを活用することで、ご自身の金銭状況に見合った計画が立てられます。

無理のない計画を立てることがコツですが、もしシミュレーションをしても疑問や不安が残ったら、申し込みを考えている銀行やローン会社に相談をしてみましょう。

返済能力がない場合は?配偶者の名義で申し込みをしても◎

車のローンは主婦のみなさんも利用対象ですが、「主婦である自分には十分な返済能力がない…」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれませんね。その場合は配偶者の名義で車のローンを申し込みすることをおすすめします。

返済能力が不十分な方が申し込みをしても審査に通る確率は低いです。自分の名義で申し込みをして審査落ちの結果を残すよりも、確実に審査通過が望める配偶者の名義で申し込みをした方が良いでしょう。

車の購入は高額の買い物ですので、夫婦や家族でよく話し合ってからローン契約を決めてくださいね。