借りれない使い道もある?消費者金融から禁止されている資金使途

カードローンの使い道は、利用者であるみなさんがそれぞれ自由に決めることができます。具体的な資金使途が決められていないので、基本的にはどのような使い道をしてもOKです。

ただし、目的によっては消費者金融側から禁止されているケースもあります。ここではカードローンでお金を借りれない使い道の例をご紹介していきましょう。これから借り入れをする主婦のみなさんは、ぜひ参考にしてみてください。

また、一見すると禁止されていそうな使い道でも、実際は利用が認められていることもあるものです。上手にカードローンを活用していくためにも、現在借り入れ中の方も今一度ご自身の資金使途を見直してみると良いでしょう。

事業資金は借りれない!消費者金融の無担保ローンの場合

まずは「事業資金」の借り入れから見ていきましょう。消費者金融の無担保ローンでは、事業資金目的でお金を借りることが禁止されています。

自営業者や個人事業主など「仕事のためにカードローンを利用したい!」という方も多いかもしれませんが、消費者金融では事業資金の借り入れが禁止されているケースがほとんどです。

金銭状況に問題がなければ、自営業者や個人事業主の方もカードローンの契約は可能ですが、借り入れ目的はプライベートのみに止めておきましょう。

事業用ローンなら◎

しかし、消費者金融にも「事業用ローン」を展開している業者もあります。通常のカードローン(無担保ローン)とは違い、こちらは事業資金専用のサービスです。大手消費者金融の事業ローンとしては以下のサービスが挙げられます。

  • ビジネスサポートカードローン(アコム)
  • 自営者カードローン(プロミス)
  • 事業サポートプラン(アイフル

事業用ローンなら総量規制の対象外になるため、審査結果次第で年収の3分の1以上の金額も借りられる可能性があります。(無担保ローンは総量規制の対象です)

個人で事業を行っている主婦の方、自宅で家業を営んでいる主婦の方もいらっしゃるかと思います。仕事のために融資を受けたい場合は上記のような事業用ローンを活用してみてくださいね。

ギャンブル目的で使ってもいいの?自制心を持って借り入れを

カードローンは必要な生活費などに活用する方も多いですが、その反対に位置しているのが「ギャンブル」への使い道です。

パチンコ、パチスロ、競馬、競輪、競艇などがお好きな方も多いかと思います。自己資金の範囲内でギャンブルを楽しむなら問題ありませんが、借金をしてまで楽しむものではありません。

ただし、カードローンの使い道で見ると「ギャンブル目的の使途は禁止」と決められているわけではないんですね。つまり、ギャンブルのためにカードローンを使っても良いということになります。

誤った使い方に気をつけて

消費者金融のルール上ではギャンブル目的でお金を借りても構わないのですが、問題はカードローンの使い方です。

  • ギャンブルをする度にお金を借りる
  • 足りなくなったらすぐに借り入れ
  • 返済計画を立てずに借りる

以上のような誤った使い方を続けていると、いつ消費者金融側とトラブルになってもおかしくありません。最悪の場合は二度とカードローンを利用できなくなる恐れも考えられます。

ギャンブル目的でカードローンを使っても良いのですが、ギャンブルをする度に借り入れをする、お金が不足したらすぐカードローンに頼る…という行動は控えておきましょう。

また、返済計画を立てずにカードローンを利用する人も多いですが、この使い方も危険です。どんなに少額であっても自制心を持って利用してくださいね。

高い買い物にも!特に禁止されていない使い道でも注意は必要

ギャンブルに使うのもOKということなので、カードローンは高額の買い物をしたい時にももちろん利用できます。

  • ずっと狙っていたアレを買いたい!
  • いつも頑張っている自分へのご褒美に
  • 足りない分をカードローンで補いたい

いつも仕事に家事に育児に頑張っている自分にご褒美をあげたい!という主婦の方も多いかと思います。カードローンはそんなみなさんの金銭面のサポートもしてくれますので、上手に活用してみましょう。

しかし、禁止されていない使い道だとしても、カードローンの使い方には注意が必要です。特に高額の借り入れとなると返済負担も大きくなりますので、借り過ぎには気をつけておきましょう。

そこでおすすめしたいのが、すべてカードローンに頼るのではなく、一部の金額だけをカードローンで借りるという方法です。

買い物のサポートとして活用を

自分へのご褒美のためにカードローンを利用することにNGはありませんし、その一部の金額をカードローンで捻出する行為にも問題はないので大丈夫です。

たとえば、購入額の3分の2は自分で支払い、残りの3分の1の金額はカードローンで借りるなど、あくまでも買い物のサポートとして活用するのです。こうして無駄遣いを防ぐという方法です。

こうしたカードローンの使い方はどのような使い道においても用いてOKです。お金を借り過ぎないようにするためにも、安全な使い方を心がけてくださいね。

資金使途は消費者金融に言うべき?契約前に決めておくとベスト

カードローンの申し込み書(申し込みフォーム)には借り入れ希望額などを記入する欄はありますが、具体的な資金使途については伝えなくても構いません。基本は使い方が自由だからです。

消費者金融側に使い道を申し出る必要はありませんので、その点はご安心ください。けれども、カードローンを契約する前に使い道をあらかじめ決めておくと、より安心して借り入れができますよ。「目的を決めて借りる」という使い方がベストと覚えておきましょう。