カードローンでお金を借りる上で忘れてはならないのが「利息」です。利息は各金融業者が定めた金利をもとに計算されるもので、お金を借りる際の手数料のような意味合いを持ちます。
初めて借り入れをする主婦のみなさんは、利息を支払うというカードローン返済のルールをよく理解しておきましょう。ここでは利息の計算方法についてもご紹介していますので、ぜひご参考にしてくださいね。
また、せっかくカードローンを使うなら「利息を減らしたい!」という方も多いかと思います。カードローンの中には無利息でお金を借りられるサービスもありますので、利息の軽減を希望しているみなさんはぜひ活用してみてくださいね。
まずはカードローンの金利と利息の関係についてお話ししていきましょう。大手消費者金融のカードローンは、タダでお金を借りられるわけではりません。
金利は借りたお金に対して支払う手数料の割合です。そして金利をもとに計算された金額が利息となり、みなさんはカードローンの返済時には利息も併せて支払う必要があります。
初めてカードローンを利用する主婦のみなさんは、「借りたお金だけを返せば良いわけではない」という基本的なルールをよく理解しておいてください。
カードローンの利息はお金を借りた分だけ増えますし、金利が高くなるほど膨らみます。また、借り入れ期間も利息に影響してきます。
反対に低金利のカードローンを利用する場合は利息が抑えられますし、借り入れ額が少なく短期間で完済すれば利息は必要以上に増えずに済みます。
利息には金利が関係していますが、金利だけで決まるものではないと理解しておきましょう。
では、カードローンの利息はどうすれば分かるのでしょうか?ここからは利息を計算する方法についてご紹介していきましょう。
大手消費者金融の無担保カードローンは、基本的に「日割り計算」で利息が算出されます。日割り計算とは365日毎日利息が変化するという計算方法です。
毎日利息が変わっていくため、返済をする際にはその日に支払うべき利息を支払わなければなりません。また、ある程度の利息はお金を借りる前に必ず計算をしておきましょう。
三井住友銀行グループの「SMBCモビット」の例を見てみましょう。SMBCモビットのカードローンで利息を算出するには、次の計算方法を利用してください。
《借り入れ金額×金利(年利)÷365日×借り入れ期間の日数》
以上の条件で利息を計算してみましょう。年18.0%のカードローンで借りた5万円を3ヶ月で返済する際にかかる利息は2,219円になります。計算式に当てはめる場合は、年18.0%を0.18に、3ヶ月を90日間に置き換えてくださいね。
お金を借りる前にこの式に条件を当てはめて計算し、自分に合ったカードローンの返済計画を立てていきましょう。
利息を計算した結果、「もっと利息を減らしたい!」という方も多いかと思います。その際は借り入れ額を減らす、借り入れ期間を短くする、といった工夫をして改めて利息計算をしてみてください。
その他、無利息のカードローンを使ってお金を借りるのもおすすめです。通常は利息がかかる場合でも、無利息サービスの条件を満たしている方ならお得に借り入れができますよ。
多くの大手消費者金融の無利息サービスは以下の条件のもと利息0円での借り入れを認めています。
無利息でカードローンを利用できるのは、初めて契約をする方のみです。既に契約中の金融業者では無利息の対象にはなりませんのでご注意ください。
たとえば「A社では既に契約中だけれど、B社では初回契約」という場合は、B社のみ無利息で借りられます。しかし、安全のためにもできれば複数のカードローンを同時に利用することは避けておきましょう。
無利息サービスは「無担保ローン」の契約をする方のみに適用されます。借り換えやおまとめをする場合は、初回契約であっても利息の支払いは必須です。
無利息期間は約30日間ということで、約1ヶ月間は利息がかかりません。1ヶ月以内に全額完済できれば、一切利息を支払わずにお金を借りることも可能です。
ただし、無利息期間が終われば通常利息を支払わなければなりませんし、予定していた1ヶ月で完済できないケースもあるものです。無利息で借り入れをする場合も、あらかじめ利息を計算しておくと安心ですよ。
無利息サービスもあるとは言え、カードローンに利息は付きものです。利息を含めて無事に完済できれば問題がありませんが、なかなか思うように返済が進まず、いつになってもカードローンが完済できない…という方も少なくありません。
もし「利息が増えてもうどうにもならない!」という場合は、借り換えローンというサービスを活用して利息の軽減を試みましょう。借り換えには専用のローンを契約してください。また、今よりも低金利の借り換え先を選ぶことがポイントですよ。