カードローンをはじめとしたローンサービスは、お金が足りない時、まとまったお金を借りたい時に便利ですが、お金を借りる理由次第ではローンに頼らなくても済む場合もあります。
ここではローンに頼る前にまずは親に頼ってみる!という方法についてご紹介していきましょう。「お金のことで親に頼るのはちょっと…」と気が引けているみなさんにこそ、ひとりで悩まず親に相談をしてみることをおすすめします。
もちろんお金の問題は夫婦の問題ですから、夫ともよく相談をした上で借り入れについて考えていかなければなりません。ローンを利用するか、それとも親に頼ってみるのか、お互いに納得がいく形で問題を解決していきましょう。
ローンの申し込みをする前に、まずはみなさんがお金を借りる理由についてよく考えてみてください。どのような目的で借り入れを必要としているのでしょうか。
生活費などの比較的少額のものからある程度まとまった金額まで借りられるのがローンの良いところです。
ただし、使い道によってはローンを頼らなくても良いケースもありますよね。「お金が必要だからすぐにローンの申し込み!」ではなく、他の選択肢についても考えてみましょう。
ローンは便利なサービスではありますが、お金を借りたら利息を付けて計画的に返済をしていかなければなりません。金額によっては長期間の返済が必要となるデメリットもよく理解しておいてくださいね。
特に大きいのが利息のデメリットです。カードローンにの場合は「無利息サービス」が利用できる可能性もありますが、無利息で借りるにも期限が決められています。
返済額には利息が含まれるため、借り入れ額より大幅に高くなります。こうしたデメリットを考慮すると、ローンを利用するよりも貯金を切り崩した方が良いケースも少なくありません。
その他には、親など家族に相談をしてお金を貸してもらう方法も挙げられます。ローンの契約をする前に、現段階でお金のことで頼れる人はいないか検討してみてください。
もし親に相談をするのであれば、どうしてお金が必要なのか、いくら必要なのか、できるだけ具体的に話をしましょう。
金融業者との契約ではなくとも、お金のやり取りが発生するなら使い道や金額、返済期限などはしっかり決めておいた方が安心です。「計画的に返済する!」という意志を示すことで、希望も通りやすくなるかもしれません。
最初からローンに頼っても良いのですが、人によってはひとりで悩みすぎてしまうこともありますよね。お金のことで悩んだら、まずはひとりで抱え込まず親に相談をしてみてくださいね。
必ずしもお金を貸してもらえるとは限りませんが、お金の相談は信頼していくるからこそできるものです。親に相談することを控えている方も一度話してみると良いでしょう。
また、親に直接お金を借りる以外に「親子連名でローンを組む」という選択肢もあります。ローンの契約に協力してもらう、というかたちですね。
たとえば「住宅ローン」などは親子二世代型のサービスも多く見られています。親子で同時に返済を始めることで完済を目指せる方法の他、リレー形式で返済をしていく方法もあります。
住宅ローンの契約をする際、次のような希望がある方は親子連名でローンを組むことも検討してみてはいかがでしょうか。
親子で契約できるタイプの住宅ローンは、「親が老後のために新しく家を建てる」という場合にも適用可能です。親にローンのことで協力したい方にもおすすめですよ。
もちろん、親に相談をする以前に夫ともよく話し合うことが大切です。主婦のみなさんの中には「夫に内緒でカードローンを利用したい!」という方も多いですが、秘密の借り入れは避けておいた方が良いでしょう。
カードローンはバレないように申し込みをすることもできますし、内緒でお金を借りることも十分可能なサービスです。だからと言って決しておすすめできる行為ではありません。
そもそもなぜ夫に秘密にしてまでお金を借りる必要があるのか、その理由をよく考えてみましょう。
夫婦である以上、お金の問題はひとりの問題ではありません。どうしてもお金を借りる必要があるなら、夫婦ふたりでしっかり話し合って納得できる結論を出すことが先です。
主婦であるみなさんにも安定・継続した仕事と収入があればローン審査を受けることは可能ですが、専業主婦は利用対象外なので夫の名義で契約する必要があります。
夫婦でどちらがローンを契約するべきか、どのように完済を目指すか、という話し合いも忘れないようにしましょう。
自分でローンを契約するにしても親に頼るにしても、やはり重要なのは「お金を借りる理由」です。今あるお金でどうにかできる状況なら、まだ借り入れをするのは控えておいた方が良いでしょう。
カードローンで少額を借りただけでも、それは借金のひとつです。目的のない借金、安易な考えでの借金は身を滅ぼす危険性もあります。必ず返済を前提とした借り入れを心がけてくださいね。